ローズマリー・ウェレット
ディレクター
2007年にオブザバトリー・グループ(OG)入以前は、調査会社メドレー・グローバル・アドバイザーズのラテンアメリカ・ディレクターを務め、同地域の主要市場に投資する際に重要となる通貨、経済、政治という広範囲な要素について執筆。2000-2003年にかけては、ラテンアメリカで事業を展開する多国籍企業や銀行の主要組織である米州評議会(Council of the Americas)の上級ディレクターとして企業関係を担当。1984-2000年には、「ラテンアメリカ情報サービス」社の創設者兼社長を務め、多国籍企業向けにラテンアメリカの事業、金融、政治の動向に関する分析を提供するハイエンドのニュースレターを複数発行。同社ではまた、ラテンアメリカにおけるビジネスに影響するタイムリーなテーマについて大規模な国際会議を開催したほか、顧客向けのカスタマイズ受注調査も行った。
このほか、ラテンアメリカ5か国における200,000人以上の女性を支援するマイクロファイナンス機関「プロ・ムヘール」の名誉前会長兼有功評議員を務める。世界政策研究所(World Policy Institute)の共同副会長、メキシコ系アメリカ人商工会議所ニューヨーク支部の運営委員会メンバーも務める。ハーバード大学のノモス会議メンバー、アメリカン・アセンブリ(The American Assembly)のリーダーシップ委員会のメンバーも歴任。ウェレットのマイクロファイナンスやラテンアメリカのビジネス、政治に関する論文は、Worth、ラテンファイナンス、フォーチュン、Institutional Investor、ネイションズ・ビジネス、ディベロップメント・ビジネスなどの多数の出版物に掲載されている。